テンペとは
大豆などの豆をテンペ菌で発酵させたインドネシア ジャワ島発症の醗酵食です。
インドネシアでは伝統的な国民食で
400年以上も前から食べ続けられてきた食品だそうです。
また大豆のカマンベールチーズ、インドネシアの納豆とも呼ばれておりますが
納豆のような臭みは全くありません!
クセがなく食べやすく栄養価も高いので
最近では健康食として注目を集めております。
巷ではあまり知られていない発酵食品ではありますが
物凄く可能性を秘めている食品であると個人的にも注目しております。
テンペ菌について
テンペ菌の発酵力はものすごく、たった20gで10Kgものテンペが作れてしまいます!
またテンペ菌は腸内細菌のバランスを整え、有害菌などがはびこりにくい状態にし
腸の働きを活発にさせ、腸の健康に大きく貢献してくれる菌です。
テンペの栄養素と機能性
テンペは、豆のもつ栄養素に加え
テンペ菌による働きにより生まれた栄養素を摂取することが出来ます。
主に植物性蛋白質、リノール酸、イソフラボン、
ミネラル、ビタミンB群、食物繊維、サボニンと栄養素が豊富で
高血圧、糖尿病、心臓病、ガンなどの慢性的な生活習慣病の予防に役立てる健康食品です。
また、抗酸化作用も強く、テンペの入った食品は油やけしにくいなど数
多くの可能性を秘めた発酵食品であります。
フィチン酸の減少
フィチン酸は、大豆に多く含まれており、そのまま放置すると、ミネラルを妨害し
鉄、亜鉛、マグネシウム、カルシウムといった重要なミネラルの吸収を阻害するといわれておりますが、
テンペ菌で発酵させることによりフィチン酸の減少を促進して結果ミネラルの吸収を良くします。
GABA
テンペは発芽玄米の3倍ほどのGABAを含みます!
GABAとは天然アミノ酸の一つであり
興奮を鎮めたり、リラックスをもたらしたりする役割があり
日常的なストレスの軽減に効果的であるとされています。
イソフラボンの増加
大豆にはもともと血液をサラサラにし、脳梗塞や脳卒中、
心筋梗塞、動脈硬化を予防する働きをするイソフラボンが多く含まれており、
テンペ菌で発酵させることによりイソフラボンが更に増加します。
消化吸収
タンパク質を低分子ペプチドに分解さしタンパク質をより消化しやすくします。
テンペまとめ
- テンペ菌を用いたインドネシアのジャワ島発症の発酵食品
- 栄養素が栄養価とも高く生活習慣予防に役立てる
- 抗酸化作用が強い
- 消化吸収がよく腸内環境のバランスを整える
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