はじめに

今回ご紹介する食品添加物は、グルタミン酸ナトリウムです。

食品添加物のキングに相応しく、
一度は皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか?

一般的にはうま味と呼ばれており、
インスタントラーメン、ソーセージ、ハム、ポテトチップス、
といった加工食品には必ずというって良いほど添加されており、
その名は、アミノ酸、調味料等で表記されております。

生活に一番身近な添加物だということもあり
当たり前のように食している食品について少しでも考えるきっかけになれば幸いです。

 

グルタミン酸ナトリウムとは

グルタミン酸ナトリウム、別名グルタミン酸ソーダ、MSGとも呼ばれ
だしの素、インスタントラーメン、ソーセージ、スナック菓子などありとあらゆる
加工食品・調味料としてしようされている添加物です。

味の素の原材料として有名で、以前は石油系から作られていましたが
現在ではさとうきびからとれる糖蜜から発酵菌の働きによって
グルタミン酸ナトリウムを人工的に精製しています。

味の素のような化学調味料にだけではなく
昆布や鰹節、しいたけに含まれる「うまみ成分」、即ちグルタミン酸ナトリウムが含まれ
天然だからといって安心できるわけではありません。

 

MSGの問題点

味覚障害の可能性

普通、塩などの調味料を過剰摂取すると身体が自然に摂取するのをやめようとしますが
グルタミン酸ナトリウムはある程度の分量を超えると味覚の感受性が飽和状態にして
味覚を狂わせる可能性があります。

 

野犬狩りに使用されている

東南アジアでは、グルタミン酸ナトリウムを大量に撒いた肉を野犬に食べさせ
頭がやられてフラフラッときたところを捕獲するという野犬狩りに使用されています、

 

中華料理店症候群について

1960年代アメリカで中華料理を食べた少数のアメリカ人が食後に炎症を覚え、
眠気、顔面の紅潮、掻痒感、頭痛、体の痺れそして軽度の背中の無感覚などの症状が見られたことから
中華料理は特にMSG を大量に使うので中華料理を食べつづけるとなりやすいということで、
中華料理店症候群(CRS)と名付けられました。

参照元: Wikipedia

 

現在ではグルタミン酸ナトリウムと中華料理店症候群とには関連がないとされていますが
グルタミン酸ナトリウムが原材料で有名な味の素しかり、アメリカではピルズバリー、キャンベル社
オスカーメイヤー社、リビー社、ゼネラルフーズ社ど多数の食品メーカーが製品にMSGを利用し始め
多くの製品が出まわっており、利権が働きこういった結論がなされたというのも否定できません

 

添加物の表記について

食品添加物の表示では、グルタミン酸ナトリウム、MSGなどとは表記されておらず、
調味料(アミノ酸、核酸、有機酸、無機塩)と表記されております。